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『シンデレラ』

映画中ペアダンス重要度:★★

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1950年アメリカ
ディズニーアニメ
監督:ウィルフレッド・ジャクソン
74分

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tv予告編[YouTube]

ディズニーランドには中学生の頃に一度行ったきり。ウチの奥さんにいたっては一度も行ったことがないという、まったくディズニー関係に興味なく過ごしてきた我が家(子どももいない)だが、ペアダンスに興味が出てから、ディズニーアニメはペアダンスの宝庫なのでは、と思いいくつか見てみることにした。

この『シンデレラ』はディズニー1950年の作品。50年以上前の作品なので版権切れでDVDなども安く買える(本屋などで500円とか)。
しかし、半世紀も前の作品とは思えないほどの出来映え、クオリティである。ディズニーの技術力にはまったくもって驚かされた。スゴイ!

なんでも『シンデレラ』は、ウォルト・ディズニーが「一番好きな作品」と語った作品なのだそうだ。そしてこの後、ディズニーは傑作と呼ばれる作品を立て続けに放ち、「ディズニー・ルネッサンス」と呼ばれるきっかけとなっている。

有名なシーンはいくつもあって、中でも魔女がかぼちゃの馬車と素敵なドレスを用意してくれる「ビビディ・バビディ・ブー(Bibbidi-Bobbidi-Boo)」は楽しい。
tv

だが、ペアダンスの紹介が目的の当ブログは、その後の舞踏会のシーンがメイン。
お城では王子とシンデレラが踊るのはもちろんワルツ。曲は「So This Is Love(これが恋かしら)」。
tv Waltzシーン(5分過ぎ)

曲の速さを示すBPMは46くらい。これはウィンナワルツとしては遅いし(BPM50〜60くらい)、ワルツとしては速い(BPM30くらい)。さらに歌のパートにはいると、シンデレラと王子の掛け合いで速度に変化が出る(揺れる)ので、こうして、改めて聴いてみるとこの曲で社交ダンスを踊るのは結構難しい。

だが、ダンスはアニメーションといえども実に正確かつ流麗に表現されており、ヘジテーションからターンへとスムーズに移行する様が描かれている。
これは私が習っているウィンナワルツの初級レベルのステップとまったく同じだ。

また、シンデレラのホールドは右手が常にスカートを持っている。
ウィンナワルツ(ヴェニーズワルツ)は競技会などではしっかりと両手ともホールドして踊るようだが、本場ウィーンの舞踏会などの様子を見ると、女性がスカートをつまみ上げる右手の様子が見て取れることが多い。
これだけのことでグッと印象が上品になる。実際にやるとなるとホールドが弱くなる分、難しくなるのかもしれないが、TPOを選んでぜひ踊ってみたい(踊っていただきたい)ものだ。

ディズニーはここ数年、「ディズニープリンセス」という名称で、このシンデレラをはじめ、白雪姫、眠れる森の美女のオーロラ姫、美女と野獣のベルなどを集めたブランドを展開している。
専門誌なども出ており、いい歳して見てみたが、小さな女の子たちのお姫さま願望に乗り、ディズニープリンセスは大成功しているようだ。

私もまったっく知らない世界ではあったが、“お姫さま願望”は社交ダンス普及のキーワードの一つになりそうな気がして、ちょっとディズニープリンセスをいろいろ見てみようと思っている。


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