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『レッスン!』

映画中ペアダンス重要度:★★★★★

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2006年アメリカ
出演:アントニオ・バンデラス
監督:リズ・フリードランダー
118分

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tv予告編[→Go YouTube]

アントニオ・バンデラス主演の『レッスン!』の原題は『Take The Lead』。
これは試写会(2007/06/28)で観たのだが、日本では熱血先生映画として売りたくて、こういうタイトルにしたんじゃないかな。原題の方が、本来の映画の持っている本質を表しているように感じる。この辺は、社交ダンスに対する日米のイメージ(先入観)の差異のような気がする。

バンデラス演じるダンス教師には実在のモデルがいて、それがアメリカン社交ダンス界の第一人者ピエール・デュレイン氏。これがなんと私の通うダンス教室の先生の師匠! 勝手に孫弟子の気持ちで観ることに(笑)。

映画はひいき目無しにとても良かった! ダンスシーンはもちろん素敵で、なんだかドキドキ。
映画としてもわかりやすく、ドラマもきっちりとある、よくできた作品。
でもそれ以上に、ペアダンスというものの神髄というか(いやそれは私の如きダンス初心者が語りすぎか)、教育的側面というか(いや、それだと即物的すぎるか)、そうしたものが実によくわかるいい映画だった。
この映画を観た時は、私もまだペアダンスを始めて3〜4ヶ月だったのだが、なぜこんなに短期間に私がペアダンスにとても惹かれたのか、なんとなく整理されてわかったような気がしたことを覚えている。

ペアダンスは一人では踊れない。そこが面白いところだし、難しいところでもある。
でもペアダンスの大事なことは一つだけ。それは多彩なステップでも正確なポジションでもない。
“相手を尊重する気持ち”
これが一番。まだまだ下手な私も、その気持ちを忘れないで踊ることで自分も相手も楽しくなれる瞬間を幾度も体験してきた。
ピエール先生は社交ダンスを通じて生徒たちにそれを教えるのだ。

映画のあらすじ等については各種サイトに詳しいので、ここでは省略。
主人公のモデルとなったピエール・デュレインについてもう少し。不勉強な私はまったく知らずに映画を観たわけだが、これが実にスゴイ経歴の方で、世界チャンピオンに4度もなるといった実績の持ち主。つまりレジェンド。
ただ、今回の映画はプロダンサーしての活躍ではなく、ダンス教師としての話なのだが、そちら功績も実に偉大な方。

そのピエール・デュレイン師がこの試写会のため来日され、映画の前には生でトークショーも見ることができた。
試写会ゲストの三原順子さんは社交ダンス未経験なのだが、フォトセッションではピエール・デュレインのマジカルなリードで彼女をクルクル踊らせる。ウチの先生も時々見せてくれるが、未経験者だろうがなんだろうが、すぐに踊らせちゃうのがダンスマスターのすごいところ。素敵なポーズをばんばん決める。うう、カッコイイ。


[→映画タイトル目次へ]

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