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『メイちゃんの執事』(TVドラマ)

超お嬢様学校には生徒1人に執事が1人付いている……というトンデモ設定のドラマ『メイちゃんの執事』(→公式サイト)。
執事はみんなイケメン揃いで、オタクな話になるが『仮面ライダー電王』の佐藤健くんと、『仮面ライダーカブト』の水島ヒロくん、ダブルライダー夢の共演というわけで、ちょっと見てみることに。

ここでいう“執事”とは、便利な「召使い」兼「家庭教師」兼「恋人っていうか王子様」みたいな、ようするに乙女の夢の結晶という存在。
「お帰りなさいませ、ご主人様heart」という“メイド”がアキバを中心にブームとなって久しいが、“執事”も腐女子を中心にブームとなっているのだ。

で、お嬢様学校なので舞踏会なんかもあったりするのだが、2/17放送分はその練習シーンがあった。
さすがのイケメン執事たちも社交ダンスは苦手という設定なのか、練習会場はカオスなことになるのだが、そこは完璧執事という設定の水島ヒロくんは素敵にワルツを踊ってみせるのだった……って全然素敵じゃないですよ!

下半身が安定しないから、上半身もふらふらで、ダンスホールドに芯がない。そうなるとどんなに格好付けてみてもダメ。いくら顔が良くてもダメ(笑)。
ちゃんとダンスの練習をしたのかどうかもわからないが、付け焼き刃では素敵なダンスシーンは無理ということか。

まあこれは、役者の責任だけではなくスタッフの側にも、これでOKなのかどうか判断できる目を持った人材がいない、というのが一番の問題だろう。
所詮はドラマのワンシーンと軽く扱われるのは残念だ。

この前の記事で、『風と共に去りぬ』のダンスシーンでは、主演の二人を台車に乗せてクルクル回して撮影したという話題を紹介したが、いっそその方がなんぼマシだったか。
下半身を動かさずに固めていれば上半身が決まる。バストアップの映像でなら、彼らにも素敵なダンスシーンが撮れたんじゃないかな。

2008年秋に大ヒットした『イケメンパラダイス』も似たようなドラマで、ここでもダンスパーティのシーンがあったが、やはり悲惨だったと記憶している。

さらに、2008年夏に放映された『学校じゃ教えてくれない!』は、社交ダンス部が舞台のドラマなので期待して見たのだが、思ったようなドラマじゃなかった。毎回ほとんどダンスシーンはないし、たまに踊ってもグダグダ。ペアは全部付き合っちゃうし、ダンスシーンへの評価が甘すぎるし。最後の最後に文化祭で踊ったデモは、ウィンナワルツだけはまあまあだったけど……。基本的に社交ダンス部でなくても成り立つストーリー。ドラマのテーマは「愛」らしいけど、作り手側に社交ダンスへの愛はなかったのでは。

というわけで、もうちょっと頑張れないものかなぁ、TVドラマの社交ダンスシーン……。

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追記
仮面ライダー俳優のダンスといえば『仮面ライダー555』の劇場版で半田健人くんが仮面舞踏会?みたいなので踊る場面があるが、これが今まで映像で見たペアダンスシーンとしてはワースト1位(ゴメンネ)。
でもこれにOKを出すスタッフが一番悪いと思う。「それじゃ適当に踊ってみて」みたいな指示を出されても、ダンス経験のない役者じゃどうにもならないでしょうよ、と。ダンスインストラクターの一人も雇えなかったのかと。
まあライダー映画に誰もダンスシーンの見事さは期待してないんでしょうけどね……。


[→映画タイトル目次へ]

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